したっけ日記

友達との思い出や学んだことの備忘録

エフォートレス思考

みなさん、こんにちは!

 

今日は最近読んだエフォートレス思考という

本から学んだことを書き留めておこうと思います。

 

 

 

 

エフォートレス思考

この本はAppleGoogleなどのコンサルタントを務める

グレッグ・マキューンさんの書かれたエッセンシャル思考に次ぐ第2弾です。

第1弾となるエッセンシャル思考は累計販売部数50万部を超える大ヒットを

記録し、全米ベストセラーとなっています。前作のエッセンシャル思考

やることが多すぎて本当にやるべきことがわからない私たちに「」を

やるかを選び取るための考え方を教えてくれる本でした。

今作のエフォートレス思考はその選び取った何かを「どのように」やるかを

教えてくれる本です。

 

 

エフォートレスとは?

そもそもエフォートレスとは何なのか?

Effortlessとは英語で「楽な」という意味を表し、エフォートレス思考とは

直訳すると「楽な考え方」という意味になります。

苦労を伴う手段が成果を生み出すには必要であるという考え方から脱却し、

少ない苦労でもより多く成果を上げることのできる手段があるという考え方を

この本には書かれています。

 

あらすじ

この本は大まかにエフォートレスな精神、エフォートレスな行動、

エフォートレスのしくみ化の3つの章で構成されています。

まず、エフォートレス思考の根本であり、頭の中をクリアにする

エフォートレスな精神を学びます。精神がなければ行動は伴いません。

次に、エフォートレスな精神を形にし、成果を得るため手順を

エフォートレスな行動として書かれています。

最後に一度の成果の度にコストをかけなくて済むよう行動のしくみ化が

エフォートレスのしくみ化に書かれています。

各Partはそれぞれ5つのトピックで構成されています。

 

 

 

Part 1:エフォートレスな精神

苦労を伴う手段より効率よく省エネでも成果上げる手段を目指す考え方の転回

苦労が伴う手段の負担を減らすために付加する遊び

ネガティブをポジティブに変換する解放

より効率的に活動するための適切な休息

ノイズを除去し、まっすぐ進む集中の5つで構成されています。

 

 

 

Part 2:エフォートレスな行動

ゴールを明確にして進む方向と終わりを決め、目標

最初のステップを細分化し0から1もしくは0.1を生み出す発動

余計なものを削り最低限の歩数でゴールにたどり着く削減

最短で不恰好でもゴールに辿り着き、その道のり(経験、失敗)を

繰り返して踏みならす前進

どの過程においても成果を急がずゆっくりスムーズに進む上限

の5つで構成されています。

(急がば回れ、大局を見て効率よく)

 

Part 3:エフォートレスのしくみ化

エフォートレスの仕組み化

努力の累積成果

狩猟型ではなく農耕型として成果を得る

 

知識:原則や基礎といった根本の知識を学ぶ

思考の整理学の知識のメタ化に通じる

 

教える:人に教えることで成果を生み出す力を複製する

自身の成果を生み出す力が人に教えてなくなるわけはないので累積的な力を生み出す

また、教えることで自身の力を研ぎ澄ますことも期待できる

 

自動化:リマインダーやチェックリストなどを用いて定期的に自動化したいことを設定する。これによって脳のメモリを使わずとも忘れないようにする

マイナスも自動更新されるので注意

予防のとこに通じる

 

信頼:信頼があることで途中にかかるコストを省略することができる

しかし、信頼がないのにコストを省略すると損失を招く

そのため信頼のおける人や物をコストをかけて選ぶべき

そのための明確な契約が必要 7つの習慣に通じる

 

予防:悪い成果が累積しないよう気づいた時点で大局的なコストと予防にかかるコストを見極め、根本を正す

信頼、自動化にも通じる

 

感想

この本を読んで漠然と頑張らなきゃ、何かしなければという焦りが

軽くなりました。苦労を伴わない努力の形はたくさんあるし、

効率よく努力することは悪いことではないと気づくことができました。

自分と同じような焦りや悩みを抱える方にぜひ読んでもらいたいし、

苦しいことがあっても目標のために耐えている人にもそれだけが唯一の

手段ではないと気づけるきっかけになると思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。